前回お話しした「プライド」と深い関係に
あるのが「褒め言葉」です。
意外と無意識に「否定」や「指摘」が
常になっている女性は多かったりするんです。
子供と男性の習性は似ているかもしれません。
例えばテストで90点を採った子に
「90点も採ったんだ!スゴイね!」と言うのか。
「満点まであと10点足りなくて残念だったね。」
と言うのか、ということです。
後者は励ましのようでいて実際には
「残念だ」という感情は「本人こそが思うこと」
であり、「足りない」という言葉は
指摘となりますよね。
そして、どの言葉もネガティブであることが
分かると思います。
このあとに「大丈夫、頑張って」と言われても
プレッシャーの方が大きくなる可能性が
ありますよね。
当然、相手の彼(男性)は成人男子ですから、
子供と同じように接するわけにはいきません。
ですが、「本人こそが思うこと」を先まわりして
励ましのつもりで言ってしまうのも、
出来ていない箇所の指摘もタブーなことに
変わりはないのです。
そして前回お話ししたプライドと、彼(男性)の
思考回路はほぼ同じです。
つまり
「10点足りなくて」は≪能力が足りないのね≫
「残念だったね」は≪哀れに思うわ≫
「次は大丈夫」は≪一回で出来ないのね≫
単純に表現すると、こんな感じでしょうか。
これでは最後に「頑張ってね!」と声援を
贈られても、かえってプレッシャーになるかも
しれませんよね。
こういった「些細な一言」にも愛される女たちは
繊細な気遣いができるのです。
つまり「出来る男だね」「素敵な男だね」
ということを、男性が実感しやすいように
様々な表現で伝えていく。
愛される女たちはそういった小さなことも
コツコツと積み重ねていたりするのです。
その最短で最善でシンプルな方法が
「良い所を褒める」ということなのです。
「褒める」ということは単純で伝わりやすく、
相手も嬉しかったり幸せになったりします。
勿論、どのような言葉でもそのシュチュエーションや
表情など、他の要因が重なり合っての表現ですので
受け取り手の感覚は一概には言えないものです。
ですが、わざわざリスクの高いネガティブな
表現方法をとる必要もないと思います。
褒めたからと言って、あなたが
失うものは何も無いのです。
彼(男性)の良い所はどんどん褒めて
育てて伸ばしてあげることも、愛される女の
秘訣でしょう。