あまりに彼(男性)を意識しすぎて
そのことで疲れたり、逆に張り切りすぎて
空回り…ということも多々あると思うのです。
彼(男性)といるときに、どこまでどう気を使うか?
というのが今回の配慮(マナー)のポイントです。
配慮(マナー)に限らず全てにおいて。
「こうすれば良い!」というただ一つの
答えのようなものは存在していないのです。
だから、ややこしい(笑)…と言いますか。
なので、「自分の良心の価値観」の
ようなものが大切になってくるかな、
と思います。
配慮(マナー)はあくまで表面的には
他者(相手)のためにありますが、結局は
自分の内面へと向かう行為とも言えます。
ですので
「どういう自分でありたいか」という
ビジョンを持っておくことが大切かと思います。
「優しい女性」というビジョンがあるのなら、
「優しさ」とはどういうものか?ということを知る。
「明るい女性」というビジョンがあるのなら、
「明るさ」とはどういうものか?を知る。
本気で恋愛での幸せをつかみたいのであれば、
そういう心の構築や努力は必要でしょう。
そしてそれをアウトプットする手段の
一つが配慮(マナー)でもあります。
このことをまったく別の切り口で表現するなら
「演じる」という感じに近くなるでしょうか。
演じると言っても、うそをつくという
ことではありません。
想い描く自分を表現する、ということです。
「そんなのは嘘だ、自分じゃない」と
反発したり、心配したりする必要はありません。
人は「自分にないもの」を思い描いたり
空想したりすることはできないのです。
「知っていることしか分からない」のです。
自分が空想できる範囲の自分は全て
自分にある要素なのです。
なので、最善で最高の自分を想い描き
表現した段階で、それが現実となって
現れるだけなのです。
つまり、「どこまで、どうする?」というのは
「どの自分に焦点を合わせるか?」ということに
すぎないのです。
配慮(マナー)とは「外側の目」で
自分を縛るのではなく「内側の目」で
自分を解放していく(与える)作業とも言えます。
外側の縛る目で行動していくと
ギクシャクしたり、息苦しくなってくるでしょう。
内側の与える目で行動していくと
お互いのバランスが自然とつかめてくるでしょう。
1対1の関係である恋愛では、この
バランスという部分も非常に重要かと
思います。
次回は(受け取るために待つ)について
お話ししたいと思います。