本心を偽ることを代償にして得ることの
中に、本当の幸せは存在しません。
「私さえ我慢すれば」と彼の機嫌を
とってみても、結局それは愛情ではなく
「自らが失わないための保身」でしかないのです。
辛いことを我慢することの全てが
実る努力とは限らないのです。
あなたが本心を偽って彼の言いなりに
なるような行動は、一見、彼の機嫌を
良くするかのように感じるかもしれません。
しかし実際には
「気に入られたい自分」
「良く思われたい自分」
「嫌われたくない自分」
「失いたくない自分」
これらが心の根底に潜む場合が多々あります。
これって結局、
「自分がかわいい」
「自分の気持ちだけ」
ということになるわけですよね。
さらにあなたが心にもなく彼の言いなりに
なっていることで。
結局は彼の存在を
「彼女に対して思いやりの無い男」に
してしまっているのです。
このことにも気がつかなければ
いけないでしょう。
恋愛とは、お互いに「相応しい相手」と
一緒にいることで幸せを分かちあう
一つの形と言えます。
もう一度、幸せのあり方を見つめてみましょう。
あなたが与える愛情は、彼をどのように
幸せにしているでしょうか?
そして彼の幸せはあなたの幸せと
なっているでしょうか?
幸せに基準はありませんし
二人の関係に判定はありません。
世間の一般論は参考であり目安ではあっても
あなたの正解ではありえないのです。
あなたが感じ、体験することが全てです。
例えば世間で高く評価される男性であっても、
世間に向けて自慢できる男性であっても。
そのステイタスや評価される部分、
あるいは自慢できる部分が、イコール、
あなたの幸せに直結するかどうか、
ということです。
あなたを幸せにする男性は
「あなたを心から愛し、尊敬し、
大切にしてくれる人」だと思います。
その幸せを得るためには
「心から愛され、尊敬され、
大切にされること」を手放しては
いけないのです。
自分の幸せを見失ってはいけません。
あなたの幸せは世間の中にあるのではなく、
あなた自身の心の中にあるのです。