ところで、あなたは「付き合う彼」には
何でも正直に打ち明けたいタイプでしょうか?
もしそうなら、新しい恋が始まる前に
自分自身で「あること」を決めおくと、
恋愛がスムーズに運びやすくなります。
まず、「秘密は嫌」と彼に自分のことを
何でも話すことは、あなたにとってどういう
意味があるかを少しおちついて考えることも大切です。
辛かったことや恥ずかしい過ちなどを
思い切って恥をしのんで話すことで
彼に対する誠意のように感じてはいませんか?
確かに、その内容と二人の関係の深さにより、
そういう場合もあります。
ただ、例えば。
「私、中絶したことがあるの…」
「昔、ぐれていた頃に…」
というのは、あなたにとっては「受け止めてもらいたい過去」
かもしれませんが、彼にとっては「関係のない過去」であり
「聞きたくない過去」なんですよね。
これから出会う彼は「今」のあなたが好きで
一緒にいたいと思うわけです。
また「過去を聞いてもらいたい、話しておきたい」
と思うときの人の心理には「許してもらいたい、
楽になりたい」というものが隠れていたりもします。
あなたはどうでしょうか?
「相手」に打ち明けることで、どこか
「自分が」清々しくなりたい(なれる)と
感じてはいないでしょうか?
あなたの「打ち明け話」を聞く相手の
心情を十分考えた上で、本当に打ち明けるべき
内容かどうかを、慎重に考えてくださいね。
つまり、「誰にとっての正直で、それは誰に
どういった有益さがあるか」というところです。
ある程度人生を続けてきた大人同士で、
たたいてホコリが出ない人はいないのです。
隠し事が良いこととは言いません。
ですが、「言わぬが華」という言葉もあります。
これは「相手のためにある言葉」でもあるんですよね。
「どうしても人生上話しておかなければいけない」
と思うような深刻な内容の場合は、タイミングを見て
打ち明けるようにしましょう。