心のキャッチボールと言う言葉がありますよね。
コミュニケーションが苦手だと感じる人は
このキャッチボールのコツがつかめていない
場合もあります。
キャッチボールは、受け取るだけでも
投げるだけでも成立しません。
これを恋愛や出会いに例えると、
自分が投げたボールは相手にスルーされる
こともありますし、あなたが投げられた
ボールに気づかずにいる場合もあります。
上手くキャッチボールし続けるコツは
簡単です。
まずは、相手があなたの投げるボールを
受け取る準備が出来ているかを見極めること。
よそ見をしていたり、何か別のことを
している相手にボールを投げても
相手は受け取ることができません。
自分のことで手一杯の状態では
誰でもボールを受け取る気にもなれません。
あるいは、せっかくあなたが投げたボールに
相手が気がつかないということも起こります。
相手の状況をよく観察し、タイミングを計ります。
次に、相手が受け取りやすい場所に
受け取りやすいボールを投げること。
自分勝手に投げたいように
ボールを投げてみても、明後日の方向に
ボールが飛んで行っては、どうしようもありません。
付き合っている相手であればこそ、
野外のボールでも一生懸命取りに行くのです。
それほど親しいわけでもない相手の、
しかも取りに行くのに手間のかかる
野外ボールを親切に取りに行くほど
暇な男性も少ないでしょう。
あとは、相手の球筋を見極めることも
大切です。
基本は自分の場所に飛んでくるボールを
見逃さないこと。
あまりに自分の場所にボールが来ないようなら、
それは立ち位置をずらすしかありません。
相手が投げるボールがどのあたりに
飛んでくるかを予測し、その場所で
待ち構えるという、多少の努力は必要。
コミュニケーションが上手い人は、
変幻自在に自分の立ち位置を移動できる
人でもあるのです。
器用に立ち振る舞う必要もありませんが、
「苦手だから」と自分が動く努力をせずに
何かを手にするような”棚ボタ”には期待しない方が
良いでしょう。
努力の分だけ受け取れることはあるのです。
それと、欲張りすぎないこと。
ボールの届かない相手も存在しますし、
受け取れないところに落ちるボールもあります。
自分の投げやすい場所にいる相手に
投げるようにする。
受け取りやすいボールを受け取るようにする。
心のキャッチボールには、こういった
感性を働かせることが大切です。
出会う人全てと上手くコミュニケーション
しようと思う必要はありません。
出会う相手を知る、ということに
重点をおくようにすると、
楽にキャッチボールを楽しむことが
出来るようになってくるでしょう。