自分を理解する=他人を理解する

『大切なことは、自分が何を得られるか?ではなく、
自分は何を与えられるか?ということです。』

[br num=”2″]
例えば、「優しい気持ち」で在るだけでは不十分で、
むしろ、優しさは人として当たり前のことです。

「優しい行動」「優しい言葉」といった、相手に対する
アクションを自ら起こすことが大切です。

「自分がされて嬉しいことを他人にしてあげましょう」
というような言葉もあります。

ただ、自分がどういうことを嬉しいと感じ、
何をどうして欲しいということが分かっていないと、
結局、他人に対して「何をどうすれば良いのかわからない」
ということになります。

つまり、自分を理解することが、他人を理解することに
繋がっていきます。
[br num=”2″]
自分を理解する上で、
「自己に対する安心感」は大切です。

自分の価値を認めるために、他者の判断やアクションに
頼らない、つまり、自分が認められる自分、納得できる
自分になることです。
[br num=”2″]
他人とのかかわりの中、「自分を分かってもらえない」
というときには、「自分も他者に対してそうではないのか?」
(他人を分かってあげていないのでは?)ということを
考える必要があります。

自分が正しい、自分は正しい。

この一方的な想いにとらわれず、素直な心で相手の考えや
気持ちに関心を向けて、一度、受け入れてみることです。

相手を受け入れることと、「しょうがない」と
諦めることは違います。

相手の立場にたって考えてみます。

「正しい、正しくない」ということより、そう在ることは
美しいか?そう在ることは幸せか?という判断もあります。
[br num=”2″]
「自分はなぜ、そうしてほしいのか?」ということを
自分自身で理解することが大切です。

求めているものが意識化できていないと
行動がはっきりしてこないのです。

そのためには
「自分がどういう考えで動いている、どういう人なのか」
ということを自分自身で知ることです。

納得できる生き方

『自分が納得できる生き方をしているだろうか?』
[br num=”2″]
ここでの「納得」の定義は、満足感あるいは幸福感…
満ち足りていると感じるか?といったところです。

例えば自分の仕事や経済状況において納得が
行かない場合。

お金に対しての恐怖(生活の心配、老後の心配などなど)
いうところの価値観も大切ですが「その時の見極め」も
必要です。

今在る環境が「納得」できずにいるとして。

そのことに対して受け身のまま、不満や怒りを
募らせているだけでは、何も変わることはないでしょう。

「何か方法はないだろうか?」

例えばライフスタイル、仕事を見つめなおす…など、
そういった自発的なアクションも大切です。
[br num=”2″]
また、ある程度納得できていたとしても、
「人生において、自分が学ぶべき事柄は尽きない」
という事を知りましょう。

その「納得」が独りよがりでないかどうかの
チェックは必要です。

「自分だけ満足」となっていないか、
「誰かとの比較の上に成り立つ幸福ではないか?」

自分の大切な人(家族、友人)や、あるいは多くの人と
分かち合える幸せであるかどうか…、ということも
考えてみます。

独りよがりにならないために、常に周囲に対して、
相手に対して関心を持ち、思いやりの心を向けて
おくことは大切です。

「自分のハートが満たされているかどうか?」という
ことをチェックしながら、もし「違っている」と感じる
ところがあれば、改善していきます。

ハートが満たされるアクションは、今までの自分の常識や
世間の常識に一致するとは限らないのです。

まずは自分のハートが納得する、健やかで清々しく感じる、
満足するアクションを起こし、自分を「幸せな気持ち」で
満たしてそれを感じてるみることです。

自分にとって「満たされた世界」を作るには、
自分が満たされていることが必要なのです。

意識的に生きる

『全ての人が、意図的に、意識的に、
一番良い形でかかわっていくことが大切です』

[br num=”2″]
世の中には様々な出来事が日々繰り広げられています。

そして、それらの出来事に対して、『そうだよねー』
『え?!何なの??』などなど、様々に考え、感じているかの
うようでいて、実はそのほとんどは「ただ反応している」
すぎないのです。

深く考えたり想いを巡らせる前に、その出来事の
知り得た範囲(提供された部分)だけに対して
条件反射してしまっている…という感じでしょうか。

例えば、その結果に至るまでの経緯や背景に対して、
あるいは当事者である「その人」に対して、などなど、
私たちはどれほどのことを知り、理解しているのでしょう。
[br num=”2″]
まず、
「自分はちゃんと知らない」ということを自覚する
ことが必要です。

そして何かの出来事に遭遇したり見聞きした時、そのことに対して
意識的にどうかかわっていくのか、どうすれば良いのかを冷静に、
愛の視点で判断し、そうしていくために、時には勉強することも
大事です。

日常レベルから「自分はどうしたいのか、どういった
アクションを起こせばよいのか」ということを意識して
おくことは大切です。

意識的に生きるという自覚を持ち、その意識を
自分の力で目覚めさせることが必要なのです。

「自分はどう生きていくのか?」
ということを考えてみましょう。